『症状固定』について
2016年01月29日
こんにちは!ひまわり鍼灸整骨院の西口です。
今回は交通事故に遭われてしまい、治療を続けていく中で遭遇します、、、
『症状固定』についてお話したいと思います。
まず 『症状固定』 というのは、
“ 治療を継続していっても怪我や痛みの回復、改善などが、これ以上見込めない、期待できない ”
場合のことをいいます。
上記のような残ってしまった症状のことを後遺症、または後遺障害といいます。
症状固定の診断を受けてしまいますと治療する期間が終わったとみなされ、それ以降の治療費の支払いなどは受けられなくなってしまいます。
交通事故患者さんの治療にあたっている中で、よく患者さんから相談を受ける事があります。
「保険会社から電話がかかってきて、担当の人からそろそろ症状固定にしましょうって一方的に言われました…」
「でも、まだ首の痛みで仕事や生活に影響があるのに…どうしたらいいですか?」
といったことが度々、おっしゃられてきます。
対処法といいますか、基本的に『症状固定』というものは患者さんの話や病状の経過をみてお医者さんが判断し、決定するものであり、
症状固定の時期を保険会社の担当者が強制的に決められるものではないんです。
もしも、保険会社の担当者から上記のような話があっても、症状が残っている場合は、その場で返事はせずに通院しているお医者さんに相談しましょう!
自分の現在の状態や症状をしっかりと伝え、あとどれくらいの治療期間で症状の改善が見込めるのかということをしっかり話し合ってから、
ご自身が納得できる形にしていくのがベストですよ!