自賠責保険【共済】って?|天王寺・阿倍野交通事故整骨院.com
自賠責保険とは、国の定める自賠法に基づいて自動車による人身事故の被害者を助けるための保険です。これは全ての自動車に契約する事が義務付けれられています。
保険に加入していない車との事故、ひき逃げ事故にあってしまった方も心配はありません。政府保証事業によって救済措置が取られます。
自賠責保険の特色
- 日本の自動車、または原動機付自転車など全ての免許所持者は自賠責保険に入っていなくてはなりません。そのため強制保険とも呼ばれいています。
- 自動車事故により他者を死傷させてしまった場合など、人身事故による損害が対象の保険となります。(そのため物損事故は対象外となります)
- 一度に複数の被害者がいる場合、被害者1人1人に支払いの限度額が定められています。(限度額が減ることはありません)
- 加害者の損害保険会社に被害者は直接保険金請求をする事もできます。
- 怪我の治療費などのために仮渡金制度が設けられています。
- 被害者側に重大な過失(過失割合7割以上)があった場合に限り減額される可能性があります。
障害事故による補償内容
傷害事故の場合は、積極損害(治療関係費)だけではなく、それ以外の文書料、休業損害および慰謝料などについても支払われます。ただし、物損については支払われません。
(例外ではありますが義肢や眼鏡など日常生活に必要不可欠な、身体機能を補うものが破損した場合などは、その費用も補償されます。)
傷害による損害は、a治療関係費、b文書料、c休業損害、d慰謝料などが支払われます。
- a 治療関係費
- (治療費、看護料、諸雑費、通院交通費、義肢などの費用、診断書などの費用)
- b 文書料
- (交通事故証明書、被害者側の印鑑証明書、住民票などの発行手数料)
- c 休業損害
- (原則として1日5700円、これ以上に収入減の立証がある場合は19000円を限度として支払われます。)
- d 慰謝料
- (1日4200円が支払われ、対象日数は被害者の傷害の状態、実治療日数などを勘案して治療期間内で決められます。)
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