むち打ち症状…あなたは大丈夫?
2017年02月1日
こんにちは。ひまわり鍼灸整骨院の西口です。
今回は交通事故の際に見舞われてしまうことの多い、
『むち打ち症状』
について書きたいと思います。
むち打ちというのは、交通事故やスポーツなどによって頚椎(首の7つの骨)に急激な過伸展、過屈曲の外力が加わり、
骨、関節や周囲の軟部組織(筋肉、腱、靭帯、神経など)を痛めてしまうものです。
むち打ち症になってしまうと、
『首が痛い、回らない』 『手がこわばったり、しびれる』 『頭痛や眩暈などがして気分が悪い』
などといった様々な症状を発症し、生活や仕事上に支障をきたしてしまいます。
正式には、頚椎捻挫がむち打ち症の大部分で、その名の通り首に過剰な負荷が加わり起こった『首の捻挫』です。
交通事故にあってしまった多くの方は、事故直後は興奮状態にあるため、
『首は少し痛いけど、目立った大きな怪我がなくて良かった…』と安堵され、事故直後に病院に受診されない方がいるのですが、
時間の経過とともに興奮状態が醒めることで、急激な強い痛みに襲われてしまう事が少なくありません。
軽く考えていても、ひどい場合は脊髄や神経を痛めてしまっている可能性があるからです。
今日はむち打ち症のチェックリストを記載しておりますので、
もし、レントゲン検査でも異常がなく、お医者さんに 『少しの間、安静にしていれば大丈夫』 と言われても、いつまでも症状が良くならない場合などは、
骨以外の軟部組織を痛めてしまっている可能性が強くあります。
以下の自覚症状がある場合には注意が必要です。
Check list
- □ 医師の診断は『骨に異常なし』だったが症状が良くならない
- □ 症状に波があるが、長期間続く
- □ 痛みの場所が変わる
- □ 少しの運動や仕事をすると症状が出てくる
- □ 天候や温度、湿度などの変化で症状が強くなる
- □ 以前より集中力がなく、長時間の作業がつらい
- □ 頭痛、倦怠感、疲労感、眩暈などの症状があり、体調が良くない
首のむち打ち症の原因の多くは、レントゲンでは確認出来ないことが多々あります。
MRIなどでの細かい検査や痛みの緩和で薬の服用が必要なのはもちろんですが、
上記のような痛み、不定愁訴でお悩みの方は阿倍野区ひまわり鍼灸整骨院、天王寺区ゆるり鍼灸整骨院まで一度ご相談下さい。
当院ではしっかりと問診、検査を行い、原因の根本改善に力を入れて症状改善を行っております。